handicappedとhandicapable

「体が不自由な方」を意味する語としてまず思い浮かべるのはhandicappedではないでしょうか。ですが,(筆者はこの語を最近知りましたが)その語をhandicapableとする人もいるようです(大多数はhandicappedで通しているということでこの手の言葉遣いは気にならないとのこと)。(専門用語でいうところの)PCが関係しているということでしょうか。手持ちの『G5』(大修館書店)には掲載されていないということなので,新語という扱いなのでしょうか。ですが,動画で話している方の話では,1970年代からこの表現が出始めたということです。その時代を生きた方は,その時代に通じているはずなのです。辞書と現実社会で使われている表現のズレが見え,紙辞書,電子辞書の限界を感じます。仕方なくUrban Dictionaryに当たると“Someone who is crippled or handicapped but takes offense at those terms and prefers "handicapable."”とありました。ですが,言い方,表現の仕方を変えたところで,可哀想な思いをしている方の状態が変わるわけではありません。確かに,police man→police officer,layman→laypersonからの流れは差別意識の解消ということでいい面もあります。ただ標記に上げた話題は,それとは別問題です。

試しにhandicappedでGoogle検索をしてみたところ,1040000件のヒットがありましたが,それに対しhandicapableは361件とのことでした。メディアにはあまり浸透していないということでしょうか。ただ,これはあくまでデータですので,コミュニケーションをとる相手によって臨機応変に対応する必要があるということです。

https://www.youtube.com/watch?v=kuUzMsHLz24

‘free agent’status

 

また人材関連のニュースですが,気になった表現がありますので,取り上げさせていただきます。

 

Sony grants star workers 'free agent' status

Sony has introduced a new approach to personnel management that gives its best workers control over their careers. 

Employees who have been in the same department for three years and achieved high marks in their performance reviews are eligible for "free agency." This means they have the right to choose where they work within the electronics maker. The system jibes with late co-founder Akio Morita's vision of the ideal workplace setup.

http://asia.nikkei.com/Business/Companies/Sony-grants-star-workers-free-agent-status

この‘free agent’は,おそらく野球から来た表現です。プロ野球においての「フリーエージェント」(以下FAとする)は「国内FA」と「海外FA」に分かれます。「国内FA」を取得するには8年,「海外FA」を取得するには9年を要するということです。当時の横浜ベイスターズから巨人に移籍した村田修一選手を見れば,イメージしやすいかもしれません。「ポスティングシステム」という新たな仕組みが誕生するまで,海外(メジャーリーグ)に行くには「海外FA」は絶対条件だったわけです。

このニュースの‘free agent’の共通点は,違うチーム(記事の場合は会社)に行っても,野球選手(記事の場合で言ったら電子メーカーの社員)としてプレーできるということです。相違点としては期間の違いが挙げられます。FAのおよそ3分の1の期間で成果を出せば,その資格が得られるということです。

クローズアップ現代+」(2016年4月13日放送)では,人材会社と組んだ企業側の社員に対する「退職の強要」などが取り上げられていましたが,記事に書いてあるようなことを行えば,人材会社と組まなくても,会社全体がよくなっていくのではないかと考えました。

ですが,この権利を行使して,どれだけの社員が(同業種の)他の会社に移っていくのかは疑問が残ります。同業種と言うことですから,仕事はさほどは変わらないはずです。ですが,いくら同業種でも,(ITなどを活用した)社内の効率化が図られていたりして,従業員の少人数化が進む現代ですから会社で受けた「FA」を行使しても,待っているのは「追い風」なのではという悪い想像を勝手にしてしまいます。同番組では,50歳で転職された方の今が挙げられていました。その方の話によると,転職の面接はキャンセルに次ぐキャンセル,失敗に次ぐ失敗で,それでも何とか4社から内定をもらったそうです。しかしその内定の1つは小さな町工場の従業員ということだったそうです。転職後は,給料が転職前の半分くらいになっていたということです。私も本放送を見ていて,「転職しない方がベストな選択だったのでは?」と首を傾げてしまいます。このようなむごい選択をしないよう,気を付けるよい機会となりました。この試みがいい方向に向かうことを祈らんばかりです。

The Democratic Party

もうずいぶん前の話ですが,「民進党」という新しい政党が誕生しました。英語名はこう表現されています。

 

The new party's name in English will be the Democratic Party.

 

http://www.channelnewsasia.com/news/asiapacific/new-opposition-party/2640360.html

 

民主党」の英語名はThe Democratic Party of Japanです。Japanという語が抜けただけで,何が変わったというのでしょうか。

「ドローン型」

ブログ読者の皆様,ご無沙汰しております。投稿を再開します。久しぶりの投稿ですので,書き方が荒くなります。お許しください。

 

This year's new company recruits like 'drones': report

New recruits entering companies this April are like "drones," the Japan Productivity Center that analyzes tendencies of freshman workers announced on March 23.

The organization's research council made up of career guidance counselors at universities and corporate recruiters labeled new employees for fiscal 2016 as "drone-type" workers. The reason behind this was that many of the new employees have been able to "land" jobs with their preferred companies despite "turbulence" in the economy and the job market such as changes in recruiting processes from the previous year.

http://mainichi.jp/english/articles/20160324/p2a/00m/0na/010000c

 

今回は,赤字の箇所を取り上げます。「クローズアップ現代+」 (2016年4月5日放送)でも取り上げられていましたが,番組によると,最近の就活生の間では,2016年卒業の新卒社員は,「ドローン型」と言われているそうです。「強風に吹かれながらも,時間をかけながらも,目的地に辿り着いた」ということを「ドローン」に喩えて表しております。「ドローン型」だということは,同時に「しっかり,ルールを守って扱わなければならない」ということも同時に意味しています。

http://news.mynavi.jp/news/2016/03/23/598/

 

 

windfallとTrump storm

先日ちらっと見た記事で,興味深い見出しを見つけましたので,紹介させてください。

 

INSIGHTS into the WORLD / TV stations reap windfalls from Trump storm

Donald Trump is marching on toward the U.S. Republican Party presidential nomination. Early in the race for the White House, pundits predicted the initial popularity of the TV celebrity and real estate tycoon would wear off quickly. Yet his popularity with U.S. voters remains unchanged despite repeated outrageous remarks, such as he “will build a wall” on the U.S.-Mexico border to stop illegal immigrants and “make Mexico pay for it” and he wants a “total and complete shutdown” of Muslims entering the United States for the time being.

 

http://the-japan-news.com/news/article/0002814062

 

このwindfallは「(収穫前に)風で落ちた果物」(『オーレックス英和辞典』第2版,旺文社)から転じて,「棚ぼた式の授かり〔もうけ〕物⦅遺産など⦆」(『オーレックス英和辞典』第2版,旺文社)という意味があります。政治家とは違うキャリアを歩んできたということで,それが今のトランプ旋風の原動力になってきているということなのでしょう。

因みに,「トランプ旋風」を意味するTrump stormとあるところから,windfallのwindには,「風」という意味も掛け合わされております。

今後の投稿について

今日から始まったブログですが,3月31日から4月6日まで,ブログの投稿はありませんので,あらかじめお知らせしておきます。

Air K

気になったことがありましたので,本日2回目の投稿となります。

Air K stays on course at Miami Open


Japanese sixth seed Kei Nishikori advanced to the third round of the ATP and WTA Miami Open on Saturday by defeating 107th-ranked French qualifier Pierre-Hugues Herbert 6-2, 7-6 (7-4).

http://the-japan-news.com/news/article/0002836138

このAir Kは,「錦織」を指しております。紙面の制限も十分考えられます。このAir Kという表現の仕方は,一般化しているということでしょうか。